アクティブユーザーが最も多く、重要度が高いSNSのひとつであるX(Twitter)。しかし、情報量が多すぎて欲しい情報や質の高い情報にたどり着くまでに時間がかかったという経験を持つ人は多いのではないでしょうか?
そこで、今回は調べたい情報をいち早く効率的に収集するために、知っていると便利なX(Twitter)の検索方法(裏技)を紹介します。記事の最後には便利な「検索術早見一覧表」も紹介しているので、ぜひ活用して下さい!
- X(Twitter)の検索コマンドを使った7大検索術
- X(Twitter)のその他の便利な検索術
- X(Twitter)で検索できない原因と対処法
- X(Twitter)検索術をマスターして活用しよう!
- X(Twitter)の検索術早見一覧表の紹介!
記事本編
X(Twitter)の検索コマンドを使った7大検索術
X(Twitter)の検索コマンド(演算子)とは、検索したいキーワードに「OR」や「” ”(ダブルクォーテーション)」といった特定の記号を入れることで、条件を指定してツイートを検索できる便利な検索術です。X(Twitter)の検索コマンドを使用することで、以下のような検索が可能になります。
例えば、英単語で検索したいのに海外(英語)のツイートばかりが表示されてしまい、知りたい情報が見つけられない&探しにくいとき、検索コマンドを使えば日本語のツイートだけを指定して検索することができます。
この検索コマンドを使いこなせれば、調べたい情報をいち早く効率的に収集することができます。それでは、知っていると便利なTwitterの検索コマンドの7大技を紹介します。
完全一致検索
完全に一致するキーワードを含むツイートだけが検索できる。
(使い方)
キーワードを「“ ”」ダブルクォーテーションで囲う。
(使用例)
「“キーワード”」
マイナス検索
検索したいキーワードを含むツイートから、指定したキーワードを除外したツイート検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「-」マイナスをつけて除外したいキーワードを指定する。
(使用例)
「キーワード -除外キーワード」
from検索
指定したユーザーのツイートが検索できる。また、指定したユーザーのツイートの中から、指定したキーワードを含むツイートが検索できる。
(使い方)
「from:」の後に検索したいユーザーのIDを入力する。また、指定したユーザーのツイートからキーワードを含むツイートを検索する場合、さらに半角スペースを空け、検索したいキーワードを指定する。
(使用例)
「from:ユーザーID」
「from:ユーザーID キーワード」
言語検索(日本語に限定)
検索したいキーワードを含むツイートから、日本語のツイートだけが検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「lang:ja」をつける。英語のツイートを検索したい場合は、「lang:en」をつける。
(使用例)
「キーワード lang:ja」
OR/AND検索
2つのキーワードの内、どちらかまたは両方のキーワードが含まれているツイートが検索できる。
(使い方)
検索したいキーワード1とキーワード2の間に「OR」(どちらかを含む)または「AND」(両方を含む)を入れる。OR/ANDは大文字、前後に半角スペースが必要なので注意。
(使用例)
指定したキーワードのどちらかを含む検索
「キーワード1 OR キーワード2」
指定したキーワードの両方を含む検索
「キーワード1 AND キーワード2」
since/until検索
指定日から現在まで、または指定日以前のツイートから、キーワードを含むツイートが検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「since:」(指定日から現在)または「until:」(指定日以前)をつけて日付を指定する。
(使用例)
指定日から現在までの検索
「キーワード since:2021-12-01」
指定日以前の検索
「キーワード until: 2021-12-01」
リツイート/お気に入り数で検索
検索したいキーワードを含むツイートから、指定した数以上のリツイート、またはいいねを集めたツイートが検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「min_retweets:」(リツイート数)または「min_faves:」(いいね数)をつけて数を指定する。
(使用例)
リツイートの数を指定する検索
「キーワード min_retweets:100」
いいねの数を指定する検索
「キーワード min_faves:100」
X(Twitter)のその他の便利な検索術
ここでは、多数ある検索コマンドの中でも、これまで紹介したものの他に特に便利で使えそうな検索術をいくつか紹介します。これらの検索術を活用することで、自分の知りたい話題や情報をより効率的に集められるようになります。
to検索
指定したユーザーへのツイートやリプライが検索できる。
(使い方)
「to:」の後に検索したいユーザーの名前を入れる。
(使用例)
「to:ユーザー名」
認証アカウント検索
検索したいキーワードを含むツイートから、認証アカウントのツイートだけが検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「filter:verified」をつける。
(使用例)
「キーワード filter:verified」
場所指定検索
検索したいキーワードを含むツイートから、指定した場所及び範囲内(距離)からのツイートを検索できる。
(使い方)
検索したいキーワードの後に半角スペースを空け、「near:」(場所)をつけて場所を指定する。さらに範囲を絞りたい場合は、後に半角スペースを空け、「within:」(距離)をつけて距離(km)を指定する。
(使用例)
場所を指定する検索
「キーワード near:場所」
さらに範囲を絞った検索
「キーワード near:場所 within:10km」
X(Twitter)で検索できない原因と対処法
検索コマンドを使用して検索結果が表示されない場合、該当するツイートが無い以外にも以下のような原因がいくつか考えられます。
特に多いのが検索コマンドの間違いです。検索コマンドの間違いで多いのが、検索コマンドのスペルミス(誤入力)や全角入力(検索コマンドはすべて半角入力!)などです。検索できない場合、もう一度検索コマンドに入力ミスが無いか確認しましょう。
上記の原因を確認しても検索できない場合は、X(Twitter)の公式ヘルプセンターに問い合わせましょう。
X(Twitter)検索術をマスターして活用しよう!
今回ご紹介したX(Twitter)検索術は、X(Twitter)の検索コマンド(演算子)といわれるものです。少し手間がかかるものの使い方はとても簡単で、X(Twitter)でトレンドやニュース・趣味に関する話題など、調べたい情報をいち早く効率的に収集するために役に立つはずです。
X(Twitter)の検索コマンドを使いこなして、X(Twitter)を便利で効率的な情報収集ツールとして使いこなしましょう!
X(Twitter)の検索術早見一覧表の紹介!
上記でご紹介したX(Twitter)のすべての検索術を一覧表にまとめました。スクリーンショットで保存しておくと、いつでも確認できて便利です。ぜひ活用して下さい!
■ X(Twitter)検索術早見一覧表