LINE(ライン)は、友だちや家族との重要なコミュニケーションツール(連絡手段)であり、もはや生活に無くてはならないSNSのひとつです。
日本のLINE利用率は約80%を超えており、ほとんどの人が利用しているといっても過言ではありません。毎日あたりまえに利用しているLINEですが、LINEには意外に知られていない便利機能が数多くあります。
そこで、この記事では知っていれば絶対に役立つ LINEの便利機能や使い方(裏技・テクニック)などを詳しくご紹介します。
(関連記事)LINE(ライン)を安心・安全に使うための基本設定を紹介!
- トークルームのピン留め機能
- ミュートメッセージ機能
- メッセージの送信取消機能
- トーク内容の検索機能
- 文字認識機能(翻訳機能)
- フォントサイズ(文字の大きさ)の変更
- カスタムフォント機能(書式の変更) ※ iPhoneのみ
- LINEの便利な使い方(裏技・テクニック)
- この記事のまとめ
記事本編
トークルームのピン留め機能
LINEのトークルーム(友だちとのメッセージ)は、新しく送信・受信したメッセージがトーク一覧の一番上に表示されます。
そのため、企業やお店などの公式アカウントを友だちにすると、頻繁なお知らせなどでトーク一覧が埋まってしまい、友だちを探すのに時間がかかることがしばしばあります。
そこで、よく連絡する友だちをピン留めすることで、トーク一覧の上にその友だちを固定しておくことができます。
家族やよく連絡する友だちをピン留めでトーク一覧の上に固定しておけば、連絡したいときにすぐに見つけてメッセージを送ることができます。とても地味な機能ですが、無くてはならないLINEの便利な機能のひとつです。
トークルームのピン止め機能は、友だちを何人でもピン留めすることができます。複数の友だちをピン留めした場合は、ピン留めした友だちの中から新しくメッセージを送信・受信した順番にトーク一覧に表示されます。
トークルームの並び替え機能
トークルームのピン留め機能以外にも、トークルームを並び替える方法があります。
この方法では、メッセージの受信時間や未読メッセージ、お気に入りなどの順番でトーク一覧を並べ替えることができます。
なお、友だちをお気に入り登録する方法は、以下の通りです。
ミュートメッセージ機能
ミュートメッセージ機能は、相手に通知されずにメッセージを送ることができます(相手のロック画面の表示や通知音・バナー表示などが無い状態 , 未読の表示のみ)。
ミュートメッセージ機能は、早朝や夜の遅い時間、仕事中などの相手を気遣いながら気兼ねなく連絡することができます。
なお、ミュートメッセージ機能を使うには、最初に機能を設定する必要が有ります。
ミュートメッセージ機能で設定ができたら、使い方はとても簡単です。
メッセージの送信取消機能
友だちに送信したメッセージやスタンプは、送信してから24時間以内であれば、既読・未読のどちらでも取り消すことができます。
相手に既読される前にメッセージの送信を取り消した場合、相手は取り消したメッセージの内容を読むことができません(相手にメッセージの内容はバレません)。
しかし、メッセージの送信を取り消したことは、自分と相手のトークルームに表示されます(相手にメッセージの送信を取り消したことはバレます)。
なお、取り消したメッセージは復元できないため、メッセージを取り消す場合は間違えないように注意しましょう。
メッセージの「送信取消」と「削除」の違いと注意
メッセージの「送信取消」は、自分と相手のトークルームの画面上からメッセージが消えます(自分も相手もメッセージを読めなくなる)。
メッセージの「削除」は、自分のトークルームの画面上だけからメッセージが消えます(自分はメッセージを読めなくなり、相手はメッセージを読める状態のままになる)。
メッセージを送信取消する前に削除してしまうと、自分のトークルームの画面上だけからメッセージが消えてしまうため、その後、そのメッセージの送信取消をする(操作をする)ことができなくなるため注意が必要です。
トーク内容の検索機能
トークルーム内のメッセージを、特定のキーワード(単語)やURLのような英数字などで検索することができます。これもとても地味な機能ですが、無くてはならないLINEの便利な機能のひとつです。
友だちとの約束の時間・場所の確認や、以前のやり取りを読み返したいときなどにとても役立ちます。
文字認識機能(翻訳機能)
文字認識機能(翻訳機能)は、写真や画像の中にある文字をテキスト化したり、翻訳したりすることができます。テキスト化した文字は、コピーしたり友だちに転送したりすることができます。
また、テキストは他の言語に翻訳もできるので、海外旅行先で現地の看板やメニューを読みたい時などにもとても便利です。
文字認識機能(翻訳機能)は、トークルームの写真や画像でも簡単に使うことができます。
フォントサイズ(文字の大きさ)の変更
トークルームのメッセージのフォントサイズ(文字の大きさ)は変更することができます。メッセージの文字が小さくて見えにくい時や、文字が大きすぎて読みづらい時などに便利です。
フォントサイズは、「小」「中」「大」「特大」から選択することができます。
カスタムフォント機能(書式の変更) ※ iPhoneのみ
トークルームのメッセージの文字のフォント(書式)を変更して、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
ただし、この機能はiOS版の「LINE 10.19.0」以上のバージョンでのみ利用可能です(現状、iPhoneのみ利用可能 , Androidでは利用不可)。
LINEの便利な使い方(裏技・テクニック)
ここからは、知っていると便利なLINEの裏技(テクニック)をいくつか紹介します。
どれもすぐに簡単に使えるものなので、気になる方は早速試してみて下さい!
相手にバレずにブロックされたか確認する方法
自分が相手にブロックされてしまっても、プロフィール情報やトークの履歴は消えずにそのまま残るため、自分がブロックされていることに気づくことができません。
さらに、メッセージを送信しても相手に届かず、メッセージが既読にならない(未読のまま)の状態になります。
友だちにメッセージを送信して長い時間既読にならない場合、相手がメッセージに気付かずに読んでいないだけかもしれませんが、自分が相手にブロックされていないか心配になりますよね。
そこで、ここでは相手にバレずに自分がブロックされたかを確認する方法を紹介します。
■ 相手にバレずにブロックされたか確認する方法
- スタンプや着せかえをプレゼントして確認する
- グループトークにメンバー追加できるか確認する
① スタンプや着せかえをプレゼントして確認する
相手にバレずに自分がブロックされたかを確認するには、相手にスタンプや着せかえをプレゼントする方法がおすすめです。
なお、この方法では、スタンプや着せかえを購入する前の確認画面までで確認することができるため、実際に購入する必要はありません。コインをチャージする必要もありません。相手にバレることも無いため安心です。
相手にスタンプや着せかえがプレゼントできる場合、自分は相手にブロックされていません。しかし、相手にスタンプや着せかえをプレゼントすることができない場合、自分が相手にブロックされていることがわかります。
ブロックされていない場合:
「プレゼントしますか?」または「コインが不足しています」という確認画面が出ます。実際にスタンプや着せかえを購入する必要はありません。コインをチャージする必要もありません。相手にバレることも無いため安心です。
ブロックされている場合:
「プレゼントできません」という表示が出ます。ただし、相手が既に持っているスタンプや着せかえはプレゼントできません。そのため、プレゼントできなかった場合は、別のスタンプなどで複数回試してみるのがおすすめです。
② グループトークにメンバー追加できるか確認する
グループトークを作成して、相手がメンバー追加できるかどうかで自分がブロックされたかを確認する方法です。
相手がグループトークに追加できれば、自分はブロックされていません。しかし、相手が追加できなければ、自分がブロックされていることがわかります。
この方法では、予告なしにグループトークを作成すると相手に不審に思われる可能性があるため、注意が必要です。
グループトークを作成したら、トーク画面上に追加されたメンバーが表示されます。
そこに確認したい相手が追加されておらず、招待した人数にも含まれていなければ、ブロックされています。
既読をつけずにメッセージを読む方法
メッセージを読みたいのに忙しくてすぐに返信することができない時など、既読をつけずにメッセージを読みたい場合も多いかと思います。
既読をつけずにメッセージを読むには、「① 通知にメッセージを表示させる方法」か、「② 機内モードでメッセージを読む方法」が簡単でおすすめです。
■ 既読をつけずにメッセージを読む方法
- 通知にメッセージを表示させる方法
- 機内モードでメッセージを読む方法
① 通知にメッセージを表示させる方法
通知機能を利用することで、メッセージが届いた時に端末の画面に表示されるプッシュ通知にメッセージの内容の一部を表示させることができます。
ただし、表示される文字数には上限があるため、長いメッセージは全て表示されません。
さらに、通知を誤ってタップしてしまうとLINEが起動してメッセージが表示されてしまい、既読が付いてしまうため注意が必要です。
② 機内モードでメッセージを読む方法
機内モードを利用することで、既読をつけずにメッセージの内容のすべてを読むことができます。
Android端末の場合、画面を上から下にスワイプして表示させる「クイック設定パネル」から、機内モードをON/OFFすることができます。
ただし、機内モードを解除後、LINEアプリを起動させる(起動させたままにしておく)と既読がついてしまうため、メッセージを読み終わったら、必ずマルチタスク画面でLINEアプリを終了させる必要が有ります。
公式アカウントを削除する方法
無料のスタンプをダウンロードするために公式アカウントを友だち追加したものの、頻繁な通知やお知らせなどが邪魔になる場合も多いかと思います。
そこでおすすめなのが、公式アカウントを完全に削除する方法です。なお、一度ダウンロードしたスタンプは、公式アカウントを削除しても期限まで使用することができます。
さらに、削除した公式アカウントのブロックを解除すれば、新しいスタンプをダウンロードすることもできます。そのため、公式アカウントを完全に削除するデメリットは、ほとんどありません。
なお、公式アカウントを非表示にしただけでは、その後もメッセージが届き続けます。公式アカウントを完全に削除する場合は、必ずブロックした後に削除しましょう。
この記事のまとめ
今回は、知っていれば絶対に役立つ LINEの便利機能や使い方(裏技・テクニック)などを詳しくご紹介しました。
コミュニケーションツールとしてはもちろん、LINE Payなど生活インフラとして毎日あたりまえに利用しているLINEですが、LINEには意外に知られていない便利機能や裏技が数多くあります。
早速、LINEの便利機能を使いこなしてみましょう!