【役に立つ】アウトドアでの応急処置とファーストエイドキットを紹介

アウトドアでの応急処置とファーストエイドキットの紹介

アウトドアでは様々なアクシデントが付き物。

今回はアウトドアで遭遇しがちな熱中傷や擦り傷などへの応急処置の知識と、備えるべきファーストエイドキットについて紹介します。

正しい応急処置を知っていれば、ハイキングやキャンプなどのアウトドアに限らず普段の生活や災害時にも役に立ちます。

特に小さい子どもがいる場合、冷静に対処できるように家族が正しい応急処置について知っておきましょう。

~もくじ~

必ず役に立つ応急処置の知識とファーストエイドキット

急なケガなど対応に欠かせないのが、基本的な応急処置の知識とファーストエイドキット(救急箱、エマージェンシーキット)です。

ファーストエイドキットは、応急処置に必要な絆創膏やガーゼなどのアイテムをまとめた持ち運びに便利なセットで、アウトドアに限らず普段の生活や災害時にも役に立ちます。普段からぜひ備えておきたいアイテムです。

しかし、ファーストエイドキットだけを備えていても、それを正しく使用できなければ意味がありません。

それでは、知っていて損はない正しい応急処置とファーストエイドキットを紹介します

 

記事本編

1. アウトドア中のトラブルと応急処置

アウトドアでよく遭遇しがちな熱中症や虫刺されなどのトラブルへの応急処置についてご紹介します。

① 熱中症の処置

夏のアウトドアでは熱中症に特に注意が必要です。

日中に激しく動き回り、その後からだの不調を感じたら熱中症の可能性大。

日陰の涼しい場所へ移動し、楽な姿勢でスポーツドリンクなどを飲んで水分を補給します。

また、冷やしたペットボトルや氷枕(保冷剤)をタオルで巻いて、頭部や首まわり、わきの下など太い血管が通る場所に当てて身体を冷やしましょう。

熱中症予防には、こまめな水分補給が大切です。

不調が長時間続く場合や、自力で水分がとれないほどぐったりしていたら、すぐに病院へ行きましょう。

② 擦り傷・切り傷の処置

土や砂などの汚れをきれいな水で洗い流し、ガーゼなどで傷口を圧迫して止血します。

出血が少ない場合や傷口が小さければ絆創膏でも問題ありません。

また、出血中は傷口を心臓より高い位置にするのも有効です。

傷口が大きい場合や深い切り口、ガラスや枝が刺さった傷、動物に噛まれた場合は病院へ行きましょう。

③ 火傷の処置

患部をきれいな水や氷袋(保冷剤)などですぐに冷やします。

衣類の上から火傷した場合は、無理に脱がずに衣類ごと患部を水につけて冷やします。

冷やす際は、水ぶくれや患部を傷めないように注意しましょう。

また、変色や水ぶくれがひどい場合は病院へ行きましょう。

④ 虫刺されの処置

ハチ、アブなどの場合

ポイズンリムーバーで毒液を吸引します。

ポイズンリムーバーが無い場合、毒を絞り出すようにしっかりと水で洗います。

患部にかゆみや腫れがある場合、かゆみ止めを塗り濡れたタオルなどで冷やしましょう。

傷口が悪化する場合は病院へ行きましょう。

ポイズンリムーバー

スズメバチ、ムカデ、毒ヘビなどの場合

ムカデやマムシなどの毒をもつ虫に噛まれたときは、ハチ、アブなどの場合と同様にポイズンリムーバーで毒液を吸引します。

ポイズンリムーバーが無い場合、毒を絞り出すようにしっかりと水で洗います。

そして、噛まれた傷口より心臓側を布やヒモなどで軽くしばり、全身に毒がまわるのを遅らせます。

縛るものがなければ、噛まれた部分は心臓の高さよりも下にしておきます。

その後、すみやかに病院へ行きましょう。

⑤ 打ち身・ねんざの処置

腫れや痛みの程度を確認し、テーピングで固定して冷やします。

手や足がつけない程の痛みは骨折が疑われるため、次の骨折の応急処置を施します。

テーピング 巻き方 | バトルウィン™

⑥ 骨折の処置

骨が変形していたり、手や足がつけない程の痛みがあるときは骨折が疑われます。

患部を冷やし、そえ木で固定します。

そえ木には傘や釣り竿、バット、丸めた段ボール紙が利用できます。

腕の骨折の場合は、三角巾で首から吊るして固定します。

その後、すみやかに病院へ行きましょう。

骨折の時の応急処置

2. 備えるべきファーストエイドキットの中身

アウトドアでは近くに病院やお店が無いことも多いため、急なケガの応急処置に欠かせないファーストエイドキットを携帯しておくことが大切です。

市販の常備薬や応急処置グッズをパッキングし、アウトドアに限らず普段の生活や自然災害に備えファーストエイドキットを用意しておきましょう。

また、保険証(コピーでも可)と予備のお金も忘れずに携帯しましょう。

ファーストエイドキットと保険証

ファーストエイドキットに備えるもの

ファーストエイドキットに備えるもの(備えるべきもの)は以下の通りです。

マスク、常備薬(頭痛・風邪薬、胃薬、整腸剤、下痢止めなど)、軟膏・かゆみ止め、消毒液、目薬、包帯、三角巾、テーピング・テープ、テーピング・サポーター、ティッシュペーパー、ガーゼ、絆創膏(カットバン)、ポイズンリムーバー、ピンセット、はさみ など

ファーストエイドキットにあると便利なもの

ファーストエイドキットにあると便利なもの(なくても良いが、あると良い)は以下の通りです。

爪切り、綿棒、うがい薬、保湿クリーム など

ファーストエイドキットの中身

3. おすすめのファーストエイドキットメーカー

登山やキャンプなどのアウトドアはもちろん災害時の備えとして応急処置に欠かせないファーストエイドキットですが、種類が多い上に商品によって中身もさまざまであるため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

そこでおすすめなのがOHKEYのファーストエイドキットです。

お手頃な価格で内容が充実しているため、家庭用であればこれ一つで十分だと思われます。

OHKEYのファーストエイドキットは、Amazonや楽天市場の上位に必ず表示される程の人気の商品です。OHKEYのファーストエイドキットは、お手頃な価格で必要なものが一通り揃った常備しやすい便利なセットになっています。

ケースやジッパーがしっかりしており、コンパクトに収納できるので持ち運びしやすく、キャンプや登山などアウトドアはもちろん災害時の備えとしておすすめです。

OHKEYのファーストエイドキットはそのままでも十分役に立ちますが、セットに常備薬を加えたり中身を入れ替えたりしてキットの充実化を図り、万が一の場合に備えましょう。

おすすめのOHKEYファーストエイドキット

応急処置とファーストエイドキットのまとめ

近年アウトドアが注目を浴び、初心者の方や小さなお子さんを連れたご家族や友人とのキャンプなどを楽しまれる方が多いかと思われます。

アウトドアでは事故や怪我が起きないようにするのが1番ですが、トラブルが起きてから準備や対応をしていたのでは遅くなってしまいます。

また、今回ご紹介した応急処置の知識やファーストエイドキットは、アウトドアに限らず普段の生活や災害時にも役に立ちます。

楽しい時間を安心して過ごせるように、応急処置の知識とファーストエイドキットを用意しておきましょう。