東京ディズニーリゾート(TDR)(東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS))は、「東京ディズニーリゾート40周年〝ドリームゴーラウンド″」を記念して、2023年7月26日(水)から期間限定で「プライオリティパス」という無料サービスのスタートを発表しました。
また、同時に現在休止している「ディズニー・ファストパス」の終了も発表されました。
このプライオリティパスとはどういうものなのでしょうか?プレミアアクセスやこれまでのファストパスとはなにが違うのでしょうか?
今回は、このプライオリティパスの気になる使い方や取り方、そして対象のアトラクションなどについて詳しく解説します。
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- プライオリティパスとその他のサービスの特徴
- プライオリティパスの主な注意点
- プライオリティパスとファストパスの違い
- プライオリティパスとプレミアアクセス(DPA)の違い
- プライオリティパスの対象施設
- プライオリティパスの取り方
- プライオリティパスの使い方
- プライオリティパスのまとめ
記事本編
プライオリティパスとその他のサービスの特徴
プライオリティパスとは、通常よりも短い待ち時間で一部のアトラクションを利用することができる、2023年7月26日(水)から期間限定でスタートする無料のサービスのことです。
なお、サービスの終了日については不明であるため、東京ディズニーリゾート40周年期間の終了後もサービスを継続する可能性があります。
プライオリティパスはこれまでのファストパス(2023年6月にサービス終了)と基本的に同じサービスであり、短い待ち時間で効率的にアトラクションを利用することができます。
7月26日(水)から「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」が東京ディズニーランド®、東京ディズニーシーに登場!
「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、パーク入園後に東京ディズニーリゾート・アプリから体験したい対象施設を選択して取得できるサービスです。
このサービスは、施設ごとに先着順でご利用時間が指定され、ゲストは決められた時間に対象施設の「プライオリティ・アクセス・エントランス」から入場でき、通常にお並びいただくよりも短い待ち時間でアトラクションをご体験いただけます。
引用元 : 東京ディズニーリゾート公式HP
■プレミアアクセス(DPA)の特徴
有料のサービス(値段は1,500〜2,500円/人(税込))。選択した時間に通常入場口(スタンバイ・エントランス)に並ぶことなく通常より短い待ち時間でアトラクションを利用できる。パレード/ショーの入場時刻を指定して予約することができる。
■ファストパスの特徴
無料のサービス(2023年6月にサービス終了)。指定された時間(時間は選択できない)に通常入場口(スタンバイ・エントランス)に並ぶことなく通常より短い待ち時間でアトラクションを利用できる。アトラクション近くの発券機で取得することができる。
■スタンバイパスの特徴
無料のサービス。指定された時間(時間は選択できない)に対象施設の列に並ぶことができる。パーク内に入園した後に東京ディズニーリゾート・アプリ(以下、アプリ)で取得することができる。
■プライオリティパスの特徴
2023年7月26日(水)から期間限定でスタートする無料のサービス(サービスの終了日については不明)。指定された時間(時間は選択できない)に通常入場口(スタンバイ・エントランス)に並ぶことなく通常より短い待ち時間でアトラクションを利用できる。パーク内に入園した後にアプリで取得することができる。
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プライオリティパスの主な注意点
プライオリティパスは対象施設のみ利用することができます。ただし、パークの運営状況によっては利用できない場合があるため注意が必要です。プライオリティパスの発行状況はアプリで確認できます。
プライオリティパスは取得後にキャンセルすることができます。しかし、一度キャンセルしたプライオリティパスを元に戻すことはできません。
プライオリティパスを取得していた対象施設のシステム調整や天候などの都合や運営の責任により中止した場合に限り、マルチエクスペリエンス※を受け取ることができます。
【補足】※ マルチエクスペリエンスとは?
対象施設の再開後に少ない待ち時間で優先的に利用できるサービス。有効期限内であればいつでも利用できる。
ゲスト(自身)の都合などでプライオリティパスの指定時間を過ぎてしまった場合は利用することができません。そのため、他の時間指定サービスを利用する場合(例えば、パレード/ショーを鑑賞する場合など)は、時間が重ならないように注意する必要があります。要注意!!
プライオリティパスとファストパスの違い
プライオリティパスは、これまでのファストパスと基本的には同じサービスです。
しかし、プライオリティパスとファストパスでは取得方法が違っており、ファストパスはアトラクション近くの発券機で取得することができましたが、プライオリティパスはパーク内に入園した後にアプリで取得することができます。
プライオリティパスはファストパスの電子版といったイメージであり、プライオリティパスはファストパスのように発券機に並ばずに取得することができるため、パーク開園直後に急いで発券機に並ばずに済みます。
つまり、パーク開園直後に人気アトラクションの発券機にダッシュする必要がなくなるため、小さなお子さんや赤ちゃんを連れてパークを訪れるゲストにとって、とても助かるサービスとなっています。
プライオリティパスとプレミアアクセス(DPA)の違い
プレミアアクセスは、通常よりも短い待ち時間でアトラクションの利用やパレード/ショーを鑑賞することができる有料サービスのことであり、プライオリティパスと似たようなサービスになっています。
しかし、プレミアアクセスは対象のアトラクションの時間やパレード/ショーの入場時刻を指定して予約購入(値段は1,500〜2,500円/人(税込))することができるのに対し、プライオリティパスは指定された時間(時間指定できない)に対象のアトラクションを利用するサービスであるため、この部分で大きく違っています。
また、プライオリティパスとプレミアアクセスではサービスの対象施設が違います(重複していない!)。さらに、アプリの各サービス(ディズニー・プレミアアクセス(DPA)、プライオリティパス、スタンバイパス)の利用は、他のサービスの利用に影響しません!
そのため、プライオリティパスとプレミアアクセスを併用して有効活用すれば、より効率的に多くのアトラクションを楽しむことができます。
プライオリティパスの対象施設
プライオリティパスの対象施設は、以下の通りです。詳しくは東京ディズニーリゾートの公式HPから確認することができます。
東京ディズニーランド(TDL)の対象施設
東京ディズニーランド(TDL)の対象施設は以下の通りです。(2024年9月時点)
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
- スペース・マウンテン
- バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
- ビッグサンダー・マウンテン
- プーさんのハニーハント
- ホーンテッドマンション
- モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
引用元 : 東京ディズニーリゾート公式HP
東京ディズニーシー(TDS)の対象施設
東京ディズニーシー(TDS)の対象施設は以下の通りです。(2024年9月時点)
- アクアトピア
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
- 海底2万マイル
- タートル・トーク
- ニモ&フレンズ・シーライダー
- マジックランプシアター
- レイジングスピリッツ
引用元 : 東京ディズニーリゾート公式HP
プライオリティパスの取り方
プライオリティパスは、パークチケット1枚につき1回/人分を取得することができます。1つのプライオリティパスを複数人で使用することはできませんが、3才以下は同行者(保護者など)がプライオリティパスを取得していれば対象施設を利用することができます。
また、取得回数に制限はありません。しかし、複数のアトラクションのプライオリティパス同時に取得することはできません。
次のプライオリティパスは取得済みのプライオリティパスを使用するか、または取得から2時間が過ぎるまでは取得することができません。プライオリティパスの利用時間が発券から2時間以内だった場合、利用時間を過ぎた時点で次のプライオリティパスを取得することができます。
ただし、同じ施設のプライオリティパスを取得する場合、取得済みのプライオリティパスを使用するか、または利用時間が過ぎるまでは次のプライオリティパスを取得することができません。
取得しているプライオリティパスをキャンセルした後、他に取得しているプライオリティパスがない場合は、すぐに次のプライオリティパスを取得できます。
プライオリティパスをアプリで取得する方法(アプリの操作方法)
プライオリティパスをアプリで取得する場合、事前にアプリのダウンロードまたは最新バージョンへのアップロードを済ませておきましょう。
なお、アプリの利用にはディズニーアカウントへのユーザー登録、ログインが必要です。
■アプリでの取得方法(操作方法)
- アプリにログインする。
- アプリの「プラン」から 「40周年記念プライオリティパス」をタップする。
- 取得する人数分のパークチケットを選択する。
- 利用する施設の時間帯が表示されたボタンをタップする。
- 取得するプライオリティパスの内容を確認し、「確定」をタップする。
- 取得内容は、アプリ上の「プラン」で確認できます。
プライオリティパスを取得する時のコツ(実際に取得した体験談)
プライオリティパスの発行数には限りがあるため、人気のアトラクションである程、早く発行終了になってしまいます。そのため、目的のアトラクションがあるのであれば、やはり早い時間帯(できれば開園直後など)に取得しておくことが重要だと思われます。
プライオリティパスを現地で取得する方法
スマホやアプリを持っていない(電池切れ)などの理由でプライオリティパスをアプリからではなくパーク内で直接取得する場合、対象施設のキャストに自分のパークチケットを提示することでプライオリティパスを取得することができます。
プライオリティパスの使い方
プライオリティパスの使い方はこれまでのファストパスと基本的に同じであり、とてもカンタンです。指定された時間に対象の施設へ行き、専用の入場口(プライオリティ・アクセス・エントランス)から入場します。
アプリの「プラン」の中から利用する施設の「パス表示」をタップして二次元コードを表示します。なお、二次元コードは利用可能な時間になると表示されます。
二次元コードを表示したら、入場口の読み取り機でグループ全員の二次元コード(画面を左にスライドする)をかざして入場します。
プライオリティパスのまとめ
今回は、東京ディズニーリゾート(TDR)(東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS))に2023年7月26日(水)から期間限定でスタートする「プライオリティパス」について紹介しました!
プライオリティパスは、ファストパスの復活サービスであり、また、ファストパスの電子版のようなイメージです。
プライオリティパスのサービスの終了日については不明であるため、東京ディズニーリゾート40周年期間の終了後もサービスを継続する可能性があります。プライオリティパスが今回限りのサービスなのかどうかを含め、今後どのように運用されるかについてはまだ詳細が発表されていないため不明です。
しかし、プライオリティパスのスタートによって他の体験に費やせる時間が生まれ、さらにプレミアアクセスとも併用することで、パークでの時間を効率的でより充実したものにすることができます。
プライオリティパスとプレミアアクセスを有効活用し、東京ディズニーリゾート40周年〝ドリームゴーラウンド″を楽しみましょう!