
バーベキューをやってみたいけど、必要な道具や準備の仕方がわからない・・・初心者には、BBQの道具をそろえるところから準備に至るまで、わからないことだらけです。
BBQについてインターネット調べてみると、アウトドアのかっこいい道具やおしゃれなBBQの様子がたくさん検索で表示されます。
しかし、情報や広告が多すぎるため、BBQに本当に必要な道具がイマイチわかりません。
そこで、バーベキューに必要な道具からあると便利な道具、そして道具の準備の仕方や役立つ方法などを紹介します!
最後にBBQに必要な道具のチェックリストもあるので、そちらも活用してください。
この記事のポイント
- バーベキューに必要な道具
- バーベキューの道具を準備する便利な方法
を解説しています。
~もくじ~
これで完璧!BBQに必要な道具を一挙紹介!
ここでは、BBQに必要な道具を網羅して一挙に紹介します。
BBQに最低限必要なものから、持っておきたいおすすめの道具をすべて紹介しているので、ぜひ参考にして下さい!
Point!道具の選び方について
BBQに限らずアウトドアやキャンプで使用する道具ですが、はじめは品質はそこそこでよいので、安くて経済的なものをおすすめします。
アウトドアで使用する道具は高価なものが多く、すべてそろえると大きな出費になってしまいます。
しかも、購入したものが思っていたものと違っていたり、あまり使わなかったりした場合、とても後悔してしまいます。
テントやタープ、調理器具にテーブルやチェアなどなど、アウトドアの経験を積みながら徐々に自分のスタイルや好みに合った納得のいく道具を少しずつそろえていくようにしましょう。
記事本編
BBQグリル、コンロ
バーベキューで最も必要な道具がBBQグリル、コンロです。キャンプ場やバーベキュー場でレンタルしているため、必ず購入して所有する必要はありませんが、これが無ければバーベキューがはじまりません。人数に応じたサイズを用意しましょう。
便利なBBQグリル、コンロの代替品
高価なBBQグリルやコンロがなくても、使い捨てのインスタントBBQコンロを使えば、もっと簡単でお手軽にバーベキューをすることができます。
インスタントBBQコンロは価格が1,000円程度とリーズナブルな上、火力もあり火力の持続力も問題なく使用できます。
網もセットになっており、着火も簡単です。しかも、使った後はそのままゴミに出せるため、網を洗ったり面倒な片付けをしたりする必要がありません。
とても使い勝手が良く、災害時の備えにもなるため、初心者を問わずおすすめです。
網、鉄板プレート
大概のBBQグリル、コンロにセットで付いていますが、念のため確認しましょう。また、交換用の網を用意しておくのがベターです。
炭(木炭)
ホームセンターなどで購入できます。キャンプ場やバーベキュー場で販売している場合も多いです。現地での調達を考えているのであれば、事前にキャンプ場やバーベキュー場へ確認しましょう。グリルやコンロのサイズ、調理する食材の量を考え、余裕をもった量を用意しましょう。
Point!炭の種類について
炭には木炭や備長炭、炭以外にも薪など多くの種類がありますが、基本的に木炭で問題ありません。備長炭は火が付きにくいですが、火力がとても長持ちします。木炭は備長炭に比べて火力がすぐに落ちてしまいますが、備長炭より火をつけやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
着火剤
炭に火をつけるのは思っている以上に大変です。そこで、着火剤があると簡単に炭に火をつけることができます。
Point!着火剤の種類と特徴
着火剤の種類には固形とジェルがありますが、初心者には固形の方が扱いやすいです。ジェルは着火剤が着衣や手などに飛び散り、やけどしないように取り扱いに注意が必要です。特に、ジェルのつぎ足しは危険なため、絶対にやらないようにしましょう。
マッチ、ライター、トーチ
点火用に使用します。口火の先端が長いチャッカマンがおすすめです。トーチ(ガスバーナー)があれば、着火剤が無くても簡単に炭に火をつけることができますが、裸火の使用は火傷や火災の危険があるため、特に初心者は取り扱いに注意する必要があります。
火ばさみ、軍手
火ばさみは、炭を足したり火のついた炭を返したりするのに使用します。軍手は、炭などで手が汚れるのはもちろん、やけどやケガを防ぐために必ず着用しましょう。また、ゴムの滑り止めがついている軍手は熱で溶けてしまうため、滑り止めのついていない軍手を選びましょう。
うちわ
火をおこすときや、火力が弱い時に使用します。複数枚用意しましょう。
クーラーボックス、保冷剤
肉や魚、野菜などの食材の保存や飲み物を冷やしておくのに使用します。保冷剤の十分な用意も忘れないようにしましょう。また、長時間、庫内の適温を維持するために、飲み物を凍らせて中に入れておくのも効果的です。
調理器具
調理器具は、食材の調理に必要です。包丁、まな板、調理はさみがあれば、特に困ることはありません。また、事前に肉や野菜などをカットしてトレーなどに分けておくと、調理時間が短縮でき、また、持って行く調理器具を省くことができます。
(調理器具)
- 包丁
- まな板
- 調理はさみ
- トレー
- お玉
- フライ返し
- 鍋
- フライパン など
トング、菜箸
トングや菜箸は、食材を網や鉄板の上で調理したり返したりするのに使用します。割りばしの場合、短いため手元が熱く、やけどする恐れがあります。
サランラップ、アルミホイル
サランラップは、食材の保管に使用します。また、サランラップをお皿にまくことで、お皿を洗う必要がなくなるため便利です。さらに、サランラップを取り換えるだけで何度も同じ食器を使用できます。アルミホイルは、包み焼などの調理に使用します。
食材
肉や魚、野菜、飲み物など、必要に応じて人数分を用意しましょう。暑い時期には食材の痛みや食中毒を防ぐため、クーラーボックスで冷やして保管し、特に生ものの取り扱いには注意しましょう。
調味料、焼き肉のたれ
食材の調理に使用します。塩やコショウ、焼き肉のたれなど、お好みのものを忘れずに持っていきましょう。
食器、箸、スプーン、フォーク
皿やコップは、紙皿や紙コップが便利です。また、箸も割り箸で問題ありません。スプーンやフォークも使い捨てができるものにしましょう。洗う手間が無く楽です。すべて100円均一でそろえることができます。
洗剤、スポンジ
食器や調理器具、網や鉄板を洗うのに使用します。洗剤は環境にやさしいものを選んで使うようにしましょう。
大・小ビニール袋、ジップロック
ごみの持ち帰りや食品保存用などに使用でき、使い勝手がよいため、必ず大・小のビニール袋を複数毎用意しましょう。BBQでは、自分たちの出したゴミはすべて持ち帰るようにしましょう。
ティッシュ、キッチンペーパー、タオル(拭くもの)
汚れを落とすときや、ドリンクなどをこぼしてしまったときなどに使用します。必ず必要になるので、普通のティッシュやウェットティッシュ、キッチンペーパーやタオルなどを複数用意しましょう。また、バーベキュー場のトイレに紙がないこともあるため、念のためトイレットペーパーも用意しましょう。
バケツ(金属製)、ポリタンク
食材や食器洗い、炭や花火、焚き火の後始末などで使用する必需品です。バケツは金属製のものがおすすめです。使い終わった炭は、水を張った金属製のバケツに一つずつ入れて確実に消火しましょう。
テーブル、チェア、レジャーシート
テーブルやチェアは、コンパクトに収納できる軽くて折りたたみ式ものを用意しましょう。
タープ
キャンプ場やバーベキュー場など山の天候は変わりやすいです。タープは、日差しや急な雨から避難することができます。そして、サイドシートを装着すれば、プライベートも確保できます。必要に応じて用意しましょう。
照明
山の日は暮れやすく、思っているよりも早く暗くなってしまいます。片付けをするときに手元が暗くなっている場合もあるため、照明は日帰りの場合でも念のため用意しましょう。
救急セット、虫よけグッズ
アウトドアでは思わぬ怪我やトラブルに備えて、救急セットは必ず用意しましょう。また、虫よけグッズも必需品です。虫よけとかゆみ止めをセットにして用意しましょう。
BBQの便利な準備の仕方
これらのBBQの道具を全てバラバラで持って行こうとすると、かさばってしまうばかりか、せっかく用意しているのに車に乗せ忘れたり紛失してしまったりするなどの恐れがあります。
そこで、かさばるBBQの道具の準備に便利なのが、「衣装ケース」です。
衣装ケースの使い方
かさばるBBQの道具(小物)を衣装ケースに入れてひとつにまとめておけば、忘れることなく簡単に持ち運びすることができます。
また、道具を使用した後は、きちんと手入れして再び衣装ケースに入れておけば、コンパクトに片付けができ、次に使用するときにも探さなくて済むため、大変便利です。
ただし、マッチやライター、トーチなどは、高温の場所に保管すると危険なため、別の暗所の涼しい場所に保管するように注意しましょう。
BBQに必要な道具一覧表・チェックリスト
BBQに必要な道具を一覧表にしてチェックリストにしました。忘れ物が無いように必要なもののチェックに活用してください。

バーベキューに必要な道具のまとめ
バーベキューに必要な道具と、その道具の準備の仕方について解説しました。
バーベキューは準備と片付けがとても大変です。初心者は、まずはバーベキューに慣れるために、道具や食材の準備が必要ないバーベキュー施設の利用を考えてみるのもよいでしょう。
手ぶらで行けて気軽にバーベキューができるので、おすすめです。
ルールやマナーの大切さについて
近年、アウトドアブームにより、バーベキューや焚き火が注目を集めています。
しかし、バーベキューや焚き火では、慣れない直火の取り扱いやマナー違反などによって、火災や自然破壊につながるケースが頻発し、大きな問題になっています。
キャンプ場によっては、焚き火の禁止区域が設けられていたり、焚き火自体が禁止されていたりすることもあります。
火の取り扱いには十分に注意し、自然環境に配慮してマナーやルールを守って楽しみましょう。
